
モンゴル高原の牧畜社会の始まりを探る
2023年12月4日(月)〜 2024年3月25日(月)
※12/9(土),10(日),16(土),17(日),2/17(土)は土日も開館いたします(イベントに合わせて土日特別開館あり)
東ヨーロッパからシベリア、中央アジアをへて、モンゴル高原へと続くユーラシア大草原。これらの地域では、古来、牧畜民あるいは騎馬遊牧民が活躍してきましたが、その一部は西ヨーロッパや中国の農耕地帯にも侵入し、私たちの住むユーラシア世界に大きな影響を与えました。また、小麦、車馬、金属器、服飾など、彼らを通じて東西に広がった物質文化も少なくありません。
本展示では、こうした古代草原の人々の動向を詳細に捉えるべく進められてきた、九州大学における共同調査成果を紹介します。 ユーラシア草原地帯に広く分布する、板石を用いた墓制、類似した形の青銅器は、どのようにして広がったのでしょうか?また、これらを生み出したのは、どのような顔つき、体格の人々だったのでしょうか?
九州大学の考古研究者宮本一夫教授の研究グループによる15年に及ぶ最先端の考古学・人類学の学融合研究が明らかにする、人と文化の壮大な流れを是非ご覧ください。
※当ギャラリーへは、公共交通機関でお越しください。