フジイギャラリーグランドオープン記念展示「無にみつるもの」

2022年5月11日(水)〜 2022年7月29日(金)

フジイギャラリーグランドオープンの記念すべき初回の公開展示です。本展覧会「無にみつるもの」は、国際的に活躍している現代美術家であり2020年度に芸術工学研究院に着任した栗山斉先生が、活動拠点を福岡に移してから初めての個展です。

栗山作品は、「無」と「存在」の間にある揺らぎに眼差しを向け、複数の切り口からその表現を展開するものです。写真やネオン灯という素材を用い、さらには真空という「無」の状態も、造形要素として用いられています。このような科学的現象を基盤として試行された栗山作品は、「終焉と発生」「普遍と推移」といった「境のない連続性」を視覚化し、人々に問いかけるものです。「無にみつるもの」をとおして、私たちが見ている「無」と、見えていない「存在」、それぞれに意識を向けることで、みなさんの想像力がより拡張されることを期待しています。

「人々の触発を促し創造性を育む場」として位置付けられているフジイギャラリーのグランドオープン記念展示としてこれ以上にない、美しくも奥深い栗山作品「無にみつるもの」を、ぜひ御観覧ください。

★オープニング初日2022年5月11日(水)10時〜14時30分は、オープニングセレモニー(※1)および記者内覧会(※2)のため、一時閉館いたします。ご了承ください。
※1 グランドオープニングセレモニー
   令和4年5月11日(水)13:30〜13:50 フジイギャラリー椎木講堂側出入り口付近
  (立ち見での参加自由)
※2 記者向け内覧会 14時〜14時30分
※当ギャラリーへは、公共交通機関でお越しください。

開催期間
2022年5月11日(水)〜
2022年7月29日(金)
会場
フジイギャラリー
主催
総合研究博物館
共催
芸術工学研究院